GIVE ME MORE LOVE.ツアータイトルが発表されてからは、それが望みならと便乗して、ありったけ、自分が持てる全て以上に想いを表現してきました。私は不器用だから、それぐらいじゃないと伝わらないから。 ツアーも最初は全部行く予定ではありませんでした。単に経済オーバーだから。 でもそんなもの全く関係なくなった。なんとかなった。なんとかした。だって、道重さんに会えるんだもの。そこに行けばさゆに会えるんだもの。 だから次のライブの交通経路を調べて、宿をとって、一所懸命仕事して、重い荷物持って移動したり走ったり、並んで、握手して、お手洗いでピンクTに着替えて、一緒に笑って、踊って、歌って、道重さんの反応を何度も思い出して考えて。 ライブも最初はこんなにノリノリだったら引かれるかも、みっともないとか思っていたけど、途中からもうそんなの関係ない、もう全部正直にやらせてもらいますと、笑いたい時に笑い、泣きたい時には本人の前でもおいおい泣きました。 どんどんネジが外れていって、良くも悪くもまるっきり素、ただたださゆに会える嬉しさ、会えなくなる寂しさ、そして大切に想う気持ちだけの自分でした。 だから、こいつ大丈夫かと、嫌がられるのならば仕方ないと思っていました。 でも、内心呆れたりはしたとしても、さゆは、こんなアホみたいな私を蔑むわけでもなく、変わらず接してくれました。優しくしてくれた。私たちにたくさんメッセージをくれました。 さゆの優しさが私の心にどんどん積もっていって、1126を迎え、今を生きています。